4/12(火)の日記

久しぶりの有給消化。

理由としては、
「東京サドベリースクール」という民間スクールの一般見学会が
平日だったため。
http://tokyosudbury.com/


一ヶ月に一度だけの貴重な機会なので有給使った。
結果、使ってよかった。シナプスニューロンビンビン。

将来やっていきたい教育事業のプランを固める上で、非常に参考になった。


(サドベリースクールとは)
アメリカのボストンが発祥
・生徒の自主性を尊重し、先生も時間割も存在していない
・生徒もスタッフも保護者も公平な「一票」を持っている


以下、感じたこと&メモの箇条書き

・Democratic school つまり、民主的な運営を掲げている、ということ
 あくまでも生徒の自主性に任せる

・ボランティアスタッフが新しく必要かどうかも生徒の話し合いによって決定
 ⇒生徒が「必要ない」と判断すればそういう結論

・ゲームでもなんでも自由にやりたいことをやって過ごすことができる
 でも、朝夕のmtgと掃除の時間だけはしっかり決まっていて皆でちゃんとやる

・好きなことをやる⇒満足する⇒暇になる⇒何をすべきか内省する・考える
 自己と向き合う時間を大切に
 その結果、追求したいことを各自が追求する

・何かの活動に予算が必要な場合、皆の前でプレゼンし承認を得ることが必要
 なので、適当なものでは通らず、ちゃんとロジックも必要

・コミュニケーション能力、自己表現能力が養われる

・自由と責任と自覚。ただのわがままは通用しない

・Doingではなく、Being
 子どもの頃から、自分の人生、自分の在り方を考えなければいけない

・好奇心を大切に

・小学校の卒業資格なんかは、所属学区の学校に相談して解決

・人のせいにしない、人を攻撃しない
 大切なのは、自分がどうあるか、どう考え行動するか
 どうやって他人との生活をより良くしていけるか


これは、すごい。

生徒は、常に考えて行動しつづけなければいけない。
とても大変で、とても高度なものを要求している。

そして、親にも覚悟と柔軟さ、子どもとの接し方、親としての在り方が
問われる。

もちろん課題点もあるだろうし、一概に、一般的な学校と比べてはいけない。
どっちにもメリット・デメリットがある。


でも、自分は高校で「自主自律」という考えに共感できたし、そうやって
行動してきた。

それで良かったと思っているし、結果、楽しい人生を歩めている。
だから、これからもサドベリースクールの考え方を応援したい。


こういう教育がもっと増えて、これからの日本を世界をより良くしていける
人財が増えていくような社会を作っていきたいな、と改めて思った。


松下村塾みたいに、一緒に議論し成長していけるようなものを
必ず作ろう、と志を見つめなおした一日だった。